B3315沿いの脇の草地にきれいな円形を描いて立つストーンサークル。きれいな形を保っているのは、一度修復がなされたせい（といっても140年以上昔の話）。ドライブ用や観光用の地図にもよく載っているし、道路から見えるのでとても見つけやすいです。地元のツアーのコースにもなっているらしく、バスに乗ってきた団体さんに会うこともしばしば。
このサークルには、安息日にダンスを踊っていた女の子たちが天罰をうけて石に変えられてしまった姿だという伝説があります。また、サークルの別名はDawn's Menというなにやら意味深な名前ですが、これはDans Maen（Stone Dance）という言葉のなまったものだそうです。
↑右端に写ってる人と比べてもらえばわかると思いますが、けっこう直径は大きいです。石の数は１９個。この１９という数はBoscawen-Unなど、ランズエンド Lands end 地方のサークルに共通する数でもあります。
また、このサークルの北東側、道路をはさんで斜め向かいには、パイパーズPipers（笛吹きたち）と呼ばれる大きな二本のメンヒル（立石）があります。こちらは、女の子たちのダンスの笛を吹いていた笛吹きが天罰を逃れようと逃げ出したものの、あえなく石になってしまった姿だとか… 遠方からの写真なので大きさがわかりづらいでしょうが、なんとそれぞれの高さが4.6ｍと4.2ｍもあり、人間がならぶとほとんど大人と子供に見えます。