Duloeという小さい街の道沿い、道路からちょっと入った草地にあります。詳細地図は不要。（ここまでたどりつくのに自動車地図はあったほうがいいですけど）
バス停前に公共の駐車場（無料）があるので、そこに停めて歩きます。ついでに、駐車場横には公衆トイレもありますので便利。
車道沿いに南へ100ｍほど行ったところに、右手に教会があるのですが、教会より手前、左（東）に入り込む路地があるのでそこから家の裏手に入ります。（路地というより、普通の家の裏に入っていく感じなので少しわかりにくいかも。いちおう小さい標識があります。万一教会まで行くと行きすぎなので引き返してください）
車道から曲がる場所さえわかれば、すぐ草地に入るゲートと、その向こうに立つストーンサークルが見えてきます。
石の数は８、直径が11ｍ前後（わずかに楕円形をしています）と規模は小さいストーンサークルですが、使用されている石はもっとも背の高いもので2.6ｍと大きめ。地中に埋まっている部分のことも考えると、かなりの大きさです。
大きさ以外の顕著な特徴は、使用されている石が白水晶（を多く含む石）なこと。主に花崗岩が使用されている他のコーンウォールのストーンサークルとは大きく違う点です（そもそも、コーンウォールで主に産出する岩が花崗岩であることから、この石は他所からサークルを造るためにわざわざ運ばれて来たということになります）。
そのため、写真を一見してわかるように、曇天でも草地の上で石が白く映え、たいへん美しいサークルです。晴れていればさらに石が白く輝いて綺麗だと思うのですが、あいにくの天気で残念！
↑石の大きさと比べるのに並んでみました（管理人の身長は162センチ）。ちなみに今まで様々なサークルを訪れていますが、石に触ろうが円周上を横切ろうが真ん中に立とうが、残念ながら（？）何か感じるとかきこえるとか見えたことは一度もありません。
このサークルは1800年代に修復された際、最も大きかった石が砕けてしまいました。石の下からは人骨が発見されたそうですが、空気に触れると崩れてしまったとか…
訪れやすいサークルですので、近くを通りかかる機会があればぜひ立ち寄ってみてください。