けっこう歩くので、地図、コンパス、雨具、靴等の備品を揃えて挑んでください。風雨がきつくなっても、雨宿りする場所もありません。地図はOrdnance SurveyのDartmoor (Explorer Maps)
目指すDown Torはムアの真ん中にあるので、Burrator Reservoirの東端、Norsworthy Bridgeの近くの駐車場（SX568693）に車を停め、歩きます。歩き始めこそ道もはっきりしていますが、その内どんどん獣道化していくので、後はコンパスと地図を頼りに、Combshead Torの麓をまわりこんでいく感じでひたすら歩きます。だいたい沢に沿っていけば間違いないですが、かといってあまり沢の方へ降りてしまうと歩きづらいので注意してください。ちなみに、地図を見るとCombshead Torの中腹にCuckoo Rockという岩があるのですが、カッコー岩という割に、どこから見てもカッコーとは似てもにつかないのであまり目印になりません（汗
さいわい、ムアに出てしまえば視界をさえぎるものは無いに等しいので、方向さえ派手に間違わなければ、その内比較的簡単にDown Torが目に入ってくるはず。普通に近づくと、東西にのびる列石に対して南側からアプローチすることになります。
上の写真だとわかりづらいかもしれませんが、このストーンサークルから南東（この写真で行くとサークルの背後、草が緑に伸びている部分）に向けてストーンロウ（列石）が伸びています。
上空から見ると、たぶん鎖のついた指輪のように見えるのではないでしょうか。
右の写真はストーンロウの終端。
水たまりになっているのは、泥炭質な土壌のせいもあるのですが、羊やポニーが身体を石に身体をこすりつけにやってくるため、土がえぐれてこのような状態になります。このせいで石が倒れてしまうことも……